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鳥山明原作の人気漫画をハリウッドで実写映画化する『ドラゴンボール』が、日本で先行公開されることが7日までに分かった。アメリカの公開が今年8月15日から来年の4月3日に延期されたことにともなう措置。日本では、多くの観客動員が見込め、通常は3月上中旬に初日を設定する来年の春休み公開となる
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 当初は、日本でもアメリカに合わせ夏休み公開で準備に入っていた。だが、原作の高い知名度、人気などがアメリカ側に考慮され、世界で最初の公開国として白羽の矢が立ったようだ。公開延期の理由に関し、20世紀フォックス(日本)は、「製作を仕切り直して、より完成されたものを目指すため」としている。『ドラゴンボール』は、2002年に米20世紀フォックスが映画化権を取得。その後、なかなか製作が進まなかったが、昨年の終盤から主人公の悟空に『宇宙戦争』などのジャスティン・チャットウィン、ヒロインのブルマにエミィ・ロッサム、ピッコロにはジェームズ・マースターズと、キャストが続々と明らかになり、日本をはじめとする世界中で大きな話題となっていた。さらに、『少林サッカー』のチャウ・シンチーがプロデュースを手がけ、亀仙人にチョウ・ユンファ、格闘技のエキスパート・マイに田村英里子と、アジアの才能も集結。監督と脚本は『ファイナル・デスティネーション』のジェームズ・ウォンが務めている。今回の延期は残念だが、世界で最初に公開されるのが日本となったことで、改めて米国側の期待のほどがうかがえる。うれしい“特典”になったと言えよう。
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