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来年北京オリンピックが開催される中国ですが、その中国では2006年に死刑執行をされた人数が5000人以上にもなったとイタリアの人権団体が報告しているそうです。ちなみに2006年全世界で死刑になった人数は、計5628人で、その中の5000人が中国とのことです。なんとも恐ろしい。。。人権もへったくれもないですね。
詳細は以下から


イタリアの人権団体の報告書によると、2006年に全世界で計5628人が処刑されたが、うち、中国は5千人を占めた。BBCによれば、イタリアの死刑廃止を支持する人権団体「ハンズ・オフ・ケイン」(Hands Off Cain)が最近発表した報告書で、2006年世界で死刑執行された人数は、2004年と2005年の合計を上回ったと指摘している。報告書によると、世界で死刑を廃止する国が徐々に増える中、死刑執行国は去年一年間の処刑人数が増加した。報告書によると、2006年に世界27ヶ国が死刑を執行、そのうち、中国は依然、世界で死刑執行が最も多い国であり、少なくとも5000人を超えた。また、未確認のデータ情報によれば、中国当局は昨年8千人を処刑したという。さらに、中国当局の関係者や、学者の証言を引用し、1990年代は同国で毎年1・5万人が処刑されたという。イランの死刑執行人数は中国に続いて、世界2番目であり、2006年には215人を処刑、2005年には113人だったという。
同団体の説明によると、本報告書での中国とイランの関連データは、非政府組織や、新聞報道などに基づいているという。また、パキスタンの2006年の死刑執行人数も大幅に増加、82人が処刑され、2005年より40人も増えたと指摘された。同団体は、イランとパキスタン両国は国連の児童権利公約に違反し、未成年者を処刑したと非難している。報告書によると、米国は2006年、53人を処刑、前年より7人減少した。

ちなみに中国で死刑に当たる罪を調べたところ、暴力犯罪、贈賄、売春の斡旋、横領、脱税、ガソリン強盗、有害食品の販売等の多様な犯罪に関わり、中国国内で執行されているとのこと。「人命は宝、麻薬反対」というスローガンのもと、数百人が麻薬違反で死刑執行されてきたが、これほど大量に人々が死刑宣告を受けることは、長年見られなかった。中国のほとんどの死刑は、人々が呼び集められた後、スタジアムや公共広場で大勢の群衆の前で執行される。その囚人の一団は、すぐ近くの広場や中庭で罵声を浴びせられ、執行場所の道沿いの数千人とすれ違いながら通りを抜け、見世物にされるそうで、4月と5月の山西省での死刑執行の集会には、180人の見物人がいて、雲南省での死刑執行の集会は、政府番組で生放送されたそうです。

女性に関しては浮気でも死刑に当たる罪になるそうです。この法律が日本にあったらすごいことになりそうですね~。

元記事はこちら


1 コメント:

On 2007年9月7日 1:06 , 匿名 さんのコメント...

恐ろしい国ですね~。
5000人は多すぎですよ。